・仮装能力
仮装能力というのは、本来能力がないのに能力があるように見せかけられ
た能力のことである。
いわば潜在能力の逆である。
仮装能力というのは、むしろ取引をする前に見せつけられることが多い
(債務整理の際、注意)。
能力がないのにあるように見せかけて取引をするのであるから、詐欺か、詐
欺すれすれのことが多い(債務整理の際、注意)。
これは事前に引っかかるだけならともかく、回収する段になってもまだ仮装能
力を見破ることができず、はかない夢を抱いて無駄な努力をしたり、あるいは
無駄に時を過ごしたりする債権者も多い。
仮装能力であることを見極めた場合には、無駄な努力は直ちに打ち切り、刑
事的な手続き、その他の有効な手を打って、少しでも回収を図り、かつそれ以
上の被害を出さないようにしなければならない。
債務は履行しなければならない。
これは当然のことであって、こめ意識は社会倫理や商業倫理などによって支
えられている。
この倫理観というものは、債権回収(債務整理)というようなビジネスの上でも
極めて重要な要素である。
どのような者でも倫理性を追及されると、いちおうの責任を感じるものである。
たとえ心の中ではこのような倫理観を捨てきった相手でも、表向きはこの大
義名分に反することはできない。
